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お寺は、
仏さまや檀信徒皆様のご先祖様をおまつりする
信仰の拠り所です。
お寺にお参りいただきまして、
みなさまの心が少しでも
仏さまにお近づきいただけたら
素晴らしいことだと思います。
高草山の麓にある三輪の里は、温暖な気候に恵まれているため、古墳時代の昔から人々が住んでいた古村です。地名の由来は、皇極天皇3年(645)、大和国大神(おおみわ)神社からこの地に地霊を分詞し、創建された式内社の神(みわ)神社によります。村内の興福寺(十輪寺末)も、同じころ奈良の興福寺の名を借りて薬師如来(市指定文化財)を祀って創建されました。
十輪寺は、戦国時代末までは小寺でしたが、元和年間(1615~1623)、林叟院照山元春師の弟子であった嘯山虎公和尚が、村人の支援を得て立派な伽藍を再建。寛永元年(1624)9月、自分の師匠を御開山に勧請し、結制安居修行ができる格を持った寺として開創されました。
その後、元禄年間(1688~1703)、安永9年(1780)、そして明治18年(1885)この時は庫裏でしたが3度の火災に遭いました。しかし檀信徒の篤い信仰に支えられて、再建を果たしましてきました。
現代の伽藍や境内整備の経歴
本堂 享和3年(1803)
客殿 明治18年(1885)
山門 昭和24年
開山堂・位牌堂 昭和55年
庫裏 平成14年
墓地造成着手 昭和52年
もくれん植樹開始 平成13年
耐震工事(本堂・客殿・山門・全墓地)平成17年完了
十輪寺のよいところは、
自然に囲まれた静かなお寺である
ということです。
静かに参道を歩くと、
鳥の声や風の音が聞こえてきます。
そして本堂にお参りし、
素直な気持ちで静かに手を合わせると、
そこには静かに本尊様が見守っていて下さる。
この尊さ、この幸せを
味わっていただきたいと思います。
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